ハンゲショウ

 ドクダミ科ハンゲショウ属の多年草(学名:Saururus chinensis)

 本州、四国、九州に分布。山麓や林縁の湿った場所に生える湿生植物。太い地下茎で増え、群生していることが多い。葉は互生し、卵形で基部は心形。葉は両面とも無毛。よく分枝して茎や枝先に10~15cmほどの穂状花序を出し、白い花を多数つける。花序に近い葉の表面は部分的あるいは全体的に白くなる。別名のカタシログサは表面だけ(片方だけ)が白色になるため付けられた名前とのこと。口丹波ではドクダミはいたるところで見られるが、本種は稀。和名は半夏生。


 花期は6月-8月頃。


ハンゲショウ ハンゲショウ
林縁に群生するハンゲショウ   2014年7月  亀岡市 ササやヤブミョウガと一緒に生えていた   2014年7月  亀岡市
ハンゲショウ ハンゲショウ
獣害防止ネットでこれ以上近づけなかった   2014年7月  亀岡市 2014年7月  亀岡市
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