トリアシショウマ
ユキノシタ科チダケサシ属の多年草(学名:Astilbe thunbergii var. congesta) 北海道、本州に分布。図鑑やネットには本州では中部地方以北と記載されたものが多いが、京都府自然環境目録にはアカショウマと並んで明記されている。また希少種に指定されてもいない。アカショウマの変種とされ、地下に根茎があり、葉は3回3出複葉。小葉では頂小葉が最も大きく、長さ5~12cmほど。小葉の縁は重鋸歯で先端は尾状にのびて尖っている。花茎は長くのびて、草丈40~100cmほどになり、花序の側枝はよく分枝して小さな白色の花を多数つける。花弁はさじ形で雄しべは10個ある。よく似たアカショウマは花序の側枝が最下部のものを除いて分枝しないと言われている。チダケサシは花が本種よりも少し大きく、色が淡紅紫色なので区別は容易。 花期は6月-7月頃。 |
トリアシショウマの花 2015年6月 右京区京北 | 開花し始めた花序 2014年7月 南丹市 |
花序の側枝はよく分枝する 2013年7月 右京区京北 | 葉 2013年7月 京丹波町 |
以下は植栽 | |
ツボミ 2014年6月 | 花 2014年7月 |
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