アカショウマ

 ユキノシタ科チダケサシ属の多年草(学名:Astilbe thunbergii)

 本州、四国、九州に分布。湿り気の多い場所に生え、口丹波地域では日陰で湿った山の斜面などに多い。地下に太い根茎があり、花茎は40~80cmほどのびる。葉は3回羽状複葉で小葉は卵形。小葉の縁は重鋸歯となり、先端が尾状に尖るものが多い。花の色は白色で、花序はほとんど分枝しない。
 よく似た同属のトリアシショウマは花序がよく分枝し、チダケサシは花色が淡紅紫色をしている。



 花期は6-7月頃。


アカショウマ アカショウマ
頂小葉の先は尾状に尖っている   2012年7月  南丹市 2012年7月  南丹市
アカショウマ アカショウマ
2011年7月  右京区京北 側花序はほとんど分枝しない  2010年7月  亀岡市
アカショウマ(動画)
2020年7月  (京丹波町)
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