サンヨウブシ
キンポウゲ科トリカブト属の多年草(学名:Aconitum sanyoense) 関東地方以西の本州と四国に分布。茎は直立して草丈100~200cm。早春に芽生えて5月頃から急速に背をのばす。葉はやや間隔をあけて互生し、長い葉柄があり、葉身は3~7中裂して縁には粗く不揃いな鋸歯がある。葉腋から花序を出し、淡青紫色~青紫色の花をつける。茎や葉柄、花柄は無毛で艶がある。トリカブトの仲間では無毒な種と言われている。 京都府内に自生するトリカブトの仲間には他に以下のものがあります。 イブキトリカブト、キタヤマブシ、ヤマトリカブト、タンナトリカブト、サンインヤマトリカブト 花期は8月-10月頃。 |
若い果実 2014年10月 (植栽) | 果実 2014年10月 (植栽) |
側萼片の内側には開出した毛が生えている 2014年9月 (植栽) | 花柄は無毛 2014年9月 (植栽) |
茎は無毛 葉腋から花序が出ている 2014年9月 (植栽) | 葉の表面の艶は生長とともに失せていく 2014年4月 (植栽) |
芽出し期の茎は瑞々しい 2014年3月 (植栽) | 芽出し期の葉は山菜と間違えられることがある 2014年3月 (植栽) |
林道脇に群生するサンヨウブシ 2013年5月 (綾部市) | 2013年5月 (綾部市) |
2013年5月 (綾部市) | 中裂するのが本種の特徴 2013年5月 (綾部市) |
若い株 2013年5月 (綾部市) | 若い株 2013年5月 (綾部市) |
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