ニガクサ
シソ科ニガクサ属の多年草(学名:Teucrium japonicum) 全国に分布。口丹波では山地の湿った場所に生え、人里近くでも見られる。茎には4稜あり、直立して草丈30~70cmほど。細い地下茎で増え群生している場所もある。葉は対生し、1~2cmの葉柄があり、卵状長楕円形で先は尖っている。葉の表面は脈の部分がへこんでいるのでゴツゴツしているように見える。茎頂や上部の葉腋から花穂を出し、約10mmほどの小さな唇形花を多数つける。花の色は淡紫色で下唇は大きくて目立っている。萼には毛が散生しているが、腺毛は無い。よく似たツルニガクサの萼には腺毛があるので区別できる。 花期は7月-9月頃。 |
2014年7月 亀岡市 | 花 萼には腺毛が無い 2014年7月 亀岡市 | ||
茎の断面は四角形 2014年7月 亀岡市 | 葉の裏側 2014年7月 亀岡市 | ||
ニガクサ(動画) | |||
2019年7月 南丹市 | |||
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