ミドリハコベ

 ナデシコ科ハコベ属の越年草(学名:Stellaria neglecta)

 全国に分布し、口丹波でも広く自生している。茎は緑色をしていて、白い毛が1裂に並んで生えているのが面白い。よく似たコハコベの茎は暗褐色をしているので見分けるポイントとなる。普通どこでも見られそうな草だが、庭に生える雑草の中ではコハコベの方が多い気がする。幅の広い卵形の葉は対生し、全縁で両面とも毛は生えていない。茎や枝の先に花柄を出して小さな白色の花をつける。花は早春から咲き出して、秋頃まで見られる。花弁は2深裂していて10枚あるように見えるが実際は5枚。花後に卵形の果実を結ぶ。


 花期は3月-10月頃。


ミドリハコベ ミドリハコベ
2013年11月  京丹波町 2013年11月  京丹波町
ミドリハコベ ミドリハコベ
毛が1裂に並んで生えている   2013年11月  京丹波町 果実   2013年11月  京丹波町
ミドリハコベ ミドリハコベ
2013年4月  南丹市 2013年4月  南丹市
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