クラマゴケ

 イワヒバ科イワヒバ属の多年草

 常緑のシダ植物。全国に分布。口丹波では市街地に近い山麓から深山にかけて広く見られる。まばらに葉をつけた主茎は、匍匐しながら分枝して群生する。葉は鮮緑色の鱗片状で先は鋭頭。葉は側枝には密につく。葉には腹葉と背葉の2形がある。枝先にできる胞子嚢穂は四角柱状をしている。似た仲間にタチクラマゴケとヒメクラマゴケがあり、ヒメクラマゴケは口丹波地域ではまだ見つかっていない。



クラマゴケ クラマゴケ
主茎につく葉はまばら  2014年6月  南丹市 大きな葉が腹葉で小さな葉は背葉  2014年6月  南丹市
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ)




inserted by FC2 system