イワヨモギ
キク科ヨモギ属の多年草(学名:Artemisia sacrorum) 本来国内では北海道のみに分布し、現在は全国で帰化し野生化している。口丹波地域では道路の法面など、陽当たりの良い場所で見られるが、国内帰化したものか外国から渡来したものかは不明。いずれにしても人為的に播種されたものと考えられる。草丈は大人の背丈ほどにもなり、茎は木質化して半低木と呼べるほどになる。葉は2回羽状深裂し、ヨモギとは明らかに様子が違うので区別できる。茎頂に円錐花序を出し、小さな頭花を多数つける。頭花は淡黄緑色で冠毛はない。 口丹波地域での花期は8-10月頃。 |
イワヨモギの花序 2015年8月 南丹市 | イワヨモギの花序 2015年8月 南丹市 |
頭花はほぼ球形をしている 2015年8月 南丹市 | 葉は羽状に深裂する 2015年8月 南丹市 |
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ) |