ショウジョウバカマの育成記録



 ショウジョウバカマは全国の山地に生えるシュロソウ科(以前はユリ科)の常緑多年草です。葉は根生葉でロゼット状に広がります。早春のまだ寒い時期から開花の準備をし、ロゼットの中心から花茎を伸ばして、その先端に小さい花を多数総状につけます。花は3月中旬頃から咲き始め、花茎が伸びる前から咲き出します。
 湿った場所を好み、鉢植えで栽培する場合は半日陰で、保水性の高い用土を使います。乾燥に注意して育てれば、数年間継続して育成するのは難しくありません。また露地植えでも同じように注意さえすれば育成できます。育成データは動画のエンディングにも入れています。

 動画では、2月中旬から4月上旬までの期間で、開花、結実、葉の展開などの記録を紹介しています。

(最終更新日 2019年1月4日)
ショウジョウバカマの花 ショウジョウバカマの葉
花茎が伸びる前から開花します(2014年3月下旬) 新しい葉が展開したところ(2016年7月中旬)
ショウジョウバカマの植栽例(動画) 春の開花から果実ができるまでの記録
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 ショウジョウバカマを植栽する時には、夏の直射日光と高温に注意し、風通しの良い木陰などに置き、用土が乾かないよう潅水します。常緑なので冬季も用土が乾燥しないように管理します。葉は多少霜に当たっても平気ですが、できれば軒下などに避難させる方が良いでしょう。ただし光合成ができるだけの明るさは必要です。

 自生地のショウジョウバカマはコチラでご覧いただけます。

 
  


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