学名：　Buteo buteo 　タカ科ノスリ属。口丹波地域には冬鳥として飛来し、開けた農耕地周辺で見られます。体長は５０cm余りで、体型はトビのようにずんぐりと丸っこく、猛禽類にしては優しい顔立ちをしています。背面は褐色。翼の下面は淡褐色で白っぽく、風切羽の先端は黒く、翼角の黒白の斑が目立ちます。顎の周りに黒褐色の斑があって、髭のように見えます。趾は淡黄色。眼の虹彩は暗褐色です。トビも虹彩は暗褐色ですが趾は鉛色をしています。食性は野ネズミやモグラのような小動物、イナゴなどの昆虫類や爬虫類など動物食です。北海道、本州、四国の山地の林内で繁殖し、繁殖期以外は単独で暮らしています。京都府ＲＤＢでは準絶滅危惧種にランクされています。
画　像
全体に丸っこい体型　2016年12月　　南丹市	眼は少しタレ目？　2016年12月　　南丹市
飛ぶ前の身構え　2016年12月　　南丹市	飛び立つ瞬間　2016年12月　　南丹市
翼角に斑が入っている　2016年12月　　南丹市	風切羽の先端は黒い　2016年12月　　南丹市
翼を広げると大きく見える　2016年12月　　南丹市	イナゴを捕えた　2016年12月　　南丹市
タカの眼　2016年12月　　南丹市	顎の周りに髭のような斑がある　2016年12月　　南丹市
瞬膜を閉じた眼　2016年12月　　南丹市	虹彩は暗褐色　2016年12月　　南丹市
ノスリ（動画）
２０２１年１１月　亀岡市
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