アオヤギバナ

 キク科アキノキリンソウ属の多年草(学名:Solidago yokusaiana)

 本州、四国、九州に分布。「渓流沿い植物」に分類される植物の一つで、洪水時に水没するような渓流岸の岩上に生えている。洪水時の激流に耐えられるように、根を岩の割れ目に強く下ろして、葉は細い。茎は叢生し直立または斜上して、高さ10~60㎝ほど。根生葉は花期には枯れていることが多い。茎葉は線状披針形でほとんど全縁。花は頭花で色は黄色。アキノキリンソウに似る。頭花は茎の上部に密生する。総苞は筒鐘状。果実葉痩果で毛が密生している。京都府RDBでは絶滅寸前種にランクされている。


 花期は9月-10月頃。


アオヤギバナ アオヤギバナ
川岸の岩上に生育している  2021年10月  (京都市) 葉は細く 線状披針形  2021年10月  (京都市)
アキノキリンソウとアオヤギバナ(動画)
2021年10月  (京都市)
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