ユキヤナギ
バラ科シモツケ属の落葉低木(学名:Spiraea thunbergii) 本州、四国、九州に分布し、口丹波地域では桂川水系および由良川水系の河岸の岩場で生育している。生育場所は河川が増水すると水没してしまうような場所で、大きな岩の割れ目などに根を張っている。別名コゴメバナ。花つきの良い品種が園芸店などで販売され、公園や庭に植栽されることの多い樹木で、一般的には馴染みのある花だが、野生するものはやや稀で、花の数も少なめ。葉は互生。名前の通り葉は細長い披針形で光沢は無く、縁は鋸歯縁。花は前年に出た枝に多数つき、細い花柄があり、花の直径は10㎜足らずで白色の5弁花。花の基部が黄色いのは蜜腺で、雄しべは20個ある。果実は袋果。京都府レッドデータ・ブック2015では要注目種に指定されている。 花期は4月頃。 |
花は5弁花 2020年4月 自宅植栽 | 雄しべは多数ある 2020年4月 自宅植栽 | ||
川沿い岩壁に生えるユキヤナギ 2017年4月 京丹波町 | 枝は短めで花もややまばらにつく 2017年4月 京丹波町 | ||
ユキヤナギ(動画) | |||
2020年4月 (京丹波町) | |||
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