ヨツバヒヨドリ

 キク科ヒヨドリバナ属の多年草(学名:Eupatrium glehnii)

北海道、近畿以北の本州と四国に分布するとされているようなので、京都府は本州における分布の西端に近い。この仲間の花はよく似ていて、遠目では見分けがつかないが、茎を見れば葉が3~4枚輪生しているので容易に判る。また中には4枚以上の葉が輪生することもあるとのこと。
茎は直立して高さ70~120cmほど。茎には白く短い縮毛がある。葉は前述の通り3~4(5)個が輪生し、有柄。葉身は長楕円形で不規則な鋸歯縁。葉の裏面には腺点がある。頭花は散形花序に多数つき、1頭花に5~6個の小花がつく。花冠は白色~淡紅紫色。花冠は5浅裂し、花柱は2岐して花冠から長く飛び出している。果実は痩果で冠毛がある。

花期は7月-9月頃。


ヨツバヒヨドリ ヨツバヒヨドリ
2012年7月  右京区京北 2012年7月  右京区京北
ヨツバヒヨドリ ヨツバヒヨドリ
2012年6月  右京区京北 2012年6月  植栽(挿し芽)
ヨツバヒヨドリ(動画)
2023年8月 南丹市
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