ヤワラスゲ

カヤツリグサ科スゲ属の多年草（学名：Carex transversa） 　ほぼ全国に分布。口丹波地域でもやや湿った林縁や農道脇などに生えている。根茎は短く叢生し、高さ２０～７０cmほど。葉は細くて柔らかく、幅２.５～５.５mmほど。頂小穂は雄性で長さ１５～３５mm。雌性小穂は３～４個つく。雌鱗片の芒は長く、芒の先端までと果胞はほぼ同長。果胞の嘴も長い。柱頭は３裂する。果実は痩果。 　花期（果期）は５－６月頃。

林縁の草地に生えるヤワラスゲ　　2017年5月　南丹市	雌性小穂は３～４個つく　　2017年5月　南丹市
雄性小穂は短い　　2017年5月　南丹市	嘴は長く　鱗片の芒は果胞とほぼ同長　　2017年5月　南丹市
柱頭は３裂する　　2017年5月　南丹市	雄性の頂小穂　　2017年5月　南丹市
葉の表面　幅は５mm未満　　2017年5月　南丹市	葉の裏面　　2017年5月　南丹市
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