ヤナギハナガサ

 クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草(学名:Verbena bonariensis)

 南米原産の帰化植物で全国の道端や荒地、河川敷から丘陵地など、日当たりの良い場所に生える。口丹波ではほぼ全域で見られるが、植栽されたものか自生のものか判断の難しい場合が多い。草丈は60~180cmほどで、全体的に毛が多い。茎は4~6角形で多くの枝を出す。葉は対生し、基部はやや茎を抱く広線形で、縁は鋸歯になっている。茎や枝先に花序をつくり、小さな筒状で紅紫色の花を多数つける。花冠の先は浅く5裂している。
 別名タチバーベナ、サンジャクバーベナ。サンジャクは三尺のことで約90cmだが、実際にはもっと背が高くなる。


 花期は7月-10月頃。


ヤナギハナガサ ヤナギハナガサ
2013年10月  南丹市 葉はやや茎を抱く   2013年10月  南丹市
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