ヤマラッキョウ

 ヒガンバナ科ネギ属の多年草(学名:Allium thunbergii)

 福島県以南の本州、四国、九州に分布。湿り気のある草地や湿地の周辺に生え、草丈30~50cmほど。地際から数個の葉を出し、葉の長さは20~50cmほど。花序は茎頂にでき、紅紫色の小さな花が多数つく。花被片は6個で斜開し、先端は円頭。雄しべは6個で花冠から飛び出ている。果実は蒴果。白花のものはシロバナヤマラッキョウと呼ばれる。口丹波地域では山間部の水田周辺に点在していると思われるが、出会う機会は少ない。


 花期は10-11頃。



ヤマラッキョウ ヤマラッキョウ
ヤマラッキョウ  2016年11月  京丹波町 キチョウが蜜を吸いにきていた  2016年11月  京丹波町
ヤマラッキョウ ヤマラッキョウ
湿った草地に生えるヤマラッキョウ  2016年10月  京丹波町 ヤマラッキョウの葉  2016年10月  京丹波町
ヤマラッキョウ ヤマラッキョウ
ヤマラッキョウの葉  2016年10月  京丹波町 花序の下側から先に開花する  2016年10月  京丹波町
ヤマラッキョウ ヤマラッキョウ
雄しべは長く花冠から飛び出している  2016年10月  京丹波町 開花間近のツボミ  2016年10月  京丹波町
ヤマラッキョウ ヤマラッキョウ
花序は茎頂にでき 大きさは大小ある  2016年10月  京丹波町 花柄が長い  2016年10月  京丹波町
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