ヤマノイモ
ヤマノイモ科ヤマノイモ属の多年草(学名:Dioscorea japonica) 全国の山野に生えるツル性草本。地下深くにあるイモは往古より食用とされてきた。本種のイモは担根体(たんこんたい)と呼ばれる特殊な器官で、1年毎に新しくなる。別名は自然薯(じねんじょ)、ヤマイモ等。 葉は対生し、柄があり葉身は三角状披針形で基部はハート形で先端は鋭頭。葉腋にムカゴをつくり栄養繁殖をする。雌雄異株で雄花序は葉腋から数個が上に向かって出し、小さな白色の花を多数つける。雌花序は逆に下向きに出て、小さな白色の花をまばらにつける。果実には翼が3枚ついている。 以前は口丹波の一部の地域で盛んに栽培されていたが、管理が難しいのか最近ではあまり見かけなくなった。 花期は7月-9月頃。 |
雄花序 2013年8月 亀岡市 | ムカゴ 2012年12月 南丹市 |
ムカゴ 2012年9月 京丹波町 | 果実 2009年10月 亀岡市 |
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