ヤマネコノメソウ

 ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草(学名:Chrysosplenium japonicum)

 全国に分布。口丹波地域では湿った林道脇や林下、田の畦や湿った草地に多く、山里で最も普通に見られるネコノメソウ。 ネコノメソウとよく似ているが、茎につく葉が互生なので見分けることは容易にできる。草丈10~20cmほど。本種は群生していることが多い。植物体は全体有毛。茎葉は1~2個が互生し、根生葉は花期にも残る。花には花弁が無く、4裂した萼片が平開している。萼片の色は緑色。雄しべは通常8個だが、少ないものもあり、葯は黄色。花盤も黄緑色を帯びている。果実は熟すと上を向いて開裂し、種子は雨滴によって落下する。

 花期は3月-4月頃。


ヤマネコノメソウ ヤマネコノメソウ
2013年3月  南丹市 2013年3月  南丹市
ヤマネコノメソウ ヤマネコノメソウ
2013年3月  南丹市 2013年3月  南丹市
ヤマネコノメソウ ヤマネコノメソウ
2013年3月  南丹市 2013年3月  南丹市
ヤマネコノメソウ ヤマネコノメソウ
2013年3月  南丹市 2011年5月  南丹市
ヤマネコノメソウ(動画)
2020年2月~4月  (右京区京北および南丹市)
 ユーチューブのアカウントをお持ちの方へ
再生中の動画の右下隅に出ている小さな「ネコ」の画像をクリックするとyatagarasuチャンネルのチャンネル登録ができます。チャンネル登録していただけると大変励みになります。
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ)




inserted by FC2 system