ヤマムグラ

 アカネ科ヤエムグラ属の多年草(学名:Galium pogonanthum)

 本州、四国、九州に分布。山地の路傍などに生えている。茎は下部でよく枝を分け、斜上して長さ10~40cmほど。葉は細く4枚輪生し、長さの違うタイプが1対ずつつく。葉先は鋭頭で、葉縁と裏面の中脈上に毛が生えている。枝先や葉腋から集散花序を出して、直径2mmほどの小さな花をまばらにつける。花の色はくすんだ淡黄緑色で、花冠は4裂して、花冠の背面に毛が生えている。


 花期は5月-6月頃。


ヤマムグラ ヤマムグラ
茎や枝は細くて華奢な印象を受ける   2014年6月  右京区京北 花柄は長さ10mmほどで細い   2014年6月  右京区京北
ヤマムグラ ヤマムグラ
花冠の背面に毛が生えている   2014年6月  右京区京北 葉には長い2枚と短い2枚がある   2014年6月  右京区京北
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