ヤマホタルブクロ

キキョウ科ホタルブクロ属の多年草（学名：Campanula punctata var. hondoensis） 　東北地方～中国地方東部にかけての本州に分布。ホタルブクロの変種で、山地の林縁などの明るい場所に生える。草丈３０～８０cmで茎につく葉は互生し、根生葉には長い柄がある。よく似たホタルブクロの花では萼片の湾入部に反り返った付属体がつくが、ヤマホタルブクロの湾入部には付属体が無く、プックリと膨らんでいる。近畿地方は自生の西限に近く、京都府内では稀で、府のＲＤＢでは絶滅危惧種にランクされている。別名ホンドホタルブクロ。 　 　花期は６月－７月頃。 　関連ページ　　ホタルブクロとヤマホタルブクロ

山地の道端に生えるヤマホタルブクロ　　2015年7月　　右京区京北	ヤマホタルブクロの花　　2015年7月　　右京区京北
花色は白～紅紫色がある　　2015年7月　　右京区京北	ヤマホタルブクロの萼片　　2015年7月　　右京区京北
萼片の湾入部がコブのように膨らんでいる　　2015年7月　　右京区京北	茎をはじめ全体的に毛が多い　　2015年7月　　右京区京北
葉の表面　　2015年7月　　右京区京北	葉の裏面　　2015年7月　　右京区京北
ヤマホタルブクロ（動画）
２０１９年７月　（綾部市）
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