ヤマハッカ
シソ科ヤマハッカ属の多年草(学名:Rabdosia inflexa) 北海道、本州、四国、九州に分布し、口丹波では湿った山間部の林縁などに多く、どちらかというと日陰を好むのではないかと思われる。茎は直立または斜上し、草丈50~70cmほどのものをよく見かける。茎の断面は四角形で稜には短い下向きの毛が生えている。葉は対生し、広卵形で縁は鋸歯になり、葉身の基部は急にすぼんで葉柄に流れ翼となる。葉の両面には粗く毛が生えている。葉腋から枝を出し、茎や枝先の花穂に小さな唇形の花を多数つける。花の色は白色がベースだが、上唇の青紫色の斑が鮮やかで目立つ。花は段になって数個ずつつき、その様はハッカに似ていなくもないが、ハッカのようには香らない。花の形は独特で、上唇は4裂して上に反り、下唇は2裂して前に突出し、両サイドが内側に巻いて、先端から中ほどにかけてひっつく。 花期は9月-10月頃。 |
2013年10月 京丹波町 | 2013年10月 京丹波町 |
2013年10月 京丹波町 | 2013年10月 京丹波町 |
2013年10月 京丹波町 | 2013年10月 京丹波町 |
2012年10月 南丹市 | 2012年9月 右京区京北 |
2011年10月 右京区京北 | 2011年10月 右京区京北 |
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