ヤハズソウ

 マメ科ヤハズソウ属の1年草(学名:Kummerowia striata)

 全国に分布。陽当たりが良く背の低い草が茂る場所や道端に生育する。図鑑やネットで探すと、ごく普通に生えるありふれた雑草のように書かれている。しかし単に私の注意力が散漫なだけなのかも知れないが、この植物と道端で遭遇したことは、まだ1度もない。草丈は低く10~40cmほどで、茎には下向きの毛が密生している。茎の下部ではよく枝を分け、斜上することも多い。葉は3出複葉で、小葉の長さは2cm未満、斜めに走る平行脈がよく目立ち、葉の縁には毛が生えている。基部に淡褐色の托葉がつく。葉腋に1~2個の花をつけ、花は淡紅紫色の小さな蝶形花。果実は豆果で、先端は尖っている。


 花期は8-9月頃。



ヤハズソウ ヤハズソウ
茎は有毛で 葉には淡褐色の托葉がある  2016年9月  京丹波町 ヤハズソウの花と葉  2016年8月  京丹波町
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