ヤブラン
キジカクシ科ヤブラン属の多年草(学名:Liriope muscari) 常緑の葉はシュンランに似ている。本州、四国、九州に分布し、主に山地の林床に生えるが、口丹波地域では平地の竹藪の縁などにも自生している。常緑ということもあり庭植えされたりもするようだが、それほど民家の庭に植えられたものを見ることはない。晩夏から秋にかけて長くのびた花茎に小さな花を咲かせる。花は総状に付き、花弁の長さは5mmに満たない。花後は花穂に果実を結び、果実は緑色から晩秋には熟して光沢のある黒色に変わる。 口丹波の野山には多く自生している。 花期は8月-10月頃。 |
2010年9月 南丹市 | 2010年9月 南丹市 |
2012年9月 右京区 | 2012年11月 南丹市 |
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