ウワバミソウ

 イラクサ科ウワバミソウ属の多年草(学名:Elatostema umbellatum var. majus)

 全国の山地の湿潤な場所に生え、口丹波でも渓流沿いの湿った斜面や、水が浸みだすようなところで見られる。自生地では群生していることが多い。草丈は30~40㎝とやや小柄な植物。
 雌雄異株で、花のつき方に違いがある。共に葉腋に花序をつけるが、雄株につく雄花序には短い柄があり、雌花序には葉柄はない。花の色は淡緑色で目立たない。葉は互生し、鋸歯がある。葉の先端は細長くて尖る。
 私は食べたことがないが、茎は山菜として人気があるようだ。


 花期は5月-7月頃。


ウワバミソウ ウワバミソウ
2013年6月  南丹市 2013年6月  南丹市
ウワバミソウ ウワバミソウ
2012年4月  南丹市 2012年4月  南丹市
ウワバミソウ ウワバミソウ
葉の先端は尾状にのびる  2011年6月  南丹市 花序に柄がある  2011年6月  南丹市
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