ウツギ

 アジサイ科ウツギ属の落葉低木(学名:Deutzia crenata)

 ほぼ全国に分布。樹高は1~3m程度。山地の陽当たりの良い場所に生え、株立ちする。口丹波地域では全域で普通に見ることができる。幹は太くならず樹皮は灰褐色で、縦に薄く剥がれる。若い枝はやや赤みを帯びた褐色で星状毛が生えている。葉は対生。葉身は長さ4~9cmの楕円形~卵状披針形で、先端は尖り、基部は円形~クサビ形。縁には細かな鋸歯がある。葉に光沢は無く、両面に星状毛が生え、触るとざらつく。花序は円錐状で、白色の花を多数つける。花は下向きに咲き、雄しべは花弁よりも短い。果実は蒴果で、5mm前後の椀形をしている。


 花期は5-7月頃。


ウツギの花 ウツギの果実
円錐花序につくウツギの白い花  2015年5月 京丹波町 果実  2013年11月 南丹市
ウツギ(動画)
2018年5月  京丹波町
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