ウスヒメワラビ
イワデンダ科ウスヒメワラビ属の多年草 夏緑性のシダ植物。本州、四国、九州に分布し、口丹波地域でも山地沢沿いの林床や林縁で見ることができる。草丈40~80cmほどで、根茎は横に這い、葉柄基部の鱗片は広披針形。鱗片は最初は白色で植物が生長すると淡褐色に変わる。葉身は三角状卵形の3回羽状複葉で柔らかい草質。葉柄や中軸は紫褐色で光沢がある。葉の両面には長くて白色の毛が散生する。ソーラス(胞子嚢群)は辺縁寄りにつき、包膜は小さく、まるで包膜が無いように見える。 |
林下に生えるウスヒメワラビ 2016年7月 南丹市 | 葉柄や羽軸は紫褐色で光沢がある 2016年7月 南丹市 |
葉にも白い長毛がまばらに生えている 2016年7月 南丹市 | ソーラスは辺縁寄りにつく 2016年7月 南丹市 |
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