ウリカワ
オモダカ科オモダカ属の多年草(学名:Sagittaria pygmaes Miq.) 本州、四国、九州に分布する抽水性の水田雑草。昔から農家には嫌われ駆除の対象となり、現在口丹波地域では山間部の水田で僅かに見られる程度まで減少した。京都府レッドリストには準絶滅危惧種として記載されるまでになった。地下に塊茎があり、そこから匍匐茎をのばして増える。葉は根生し、長さ5~15cmほどの広線形で、幅は1cmほどあり先端は鈍頭。花茎は直立して高さ10~30cm。花茎の上部に柄のある雄花が数個つき、下部に柄の無い雌花が1~2個つく。花は白色の3弁花で、雌花の方が先に咲く。果実は集合果。 花期は7月-9月頃。 |
水張り休耕田で群生するウリカワ 2014年8月 京丹波町 | 葉は根生葉 2014年8月 京丹波町 | ||
2014年8月 京丹波町 | 雄花 2014年8月 京丹波町 | ||
雌花の開花時には雄花はまだツボミ 2014年8月 京丹波町 | 稲のそばで生長中のウリカワ 2014年7月 南丹市 | ||
ウリカワ(動画) | |||
2020年7月 (京丹波町) | |||
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