ウラジロチチコグサ

 キク科ウスベニチチコグサ属の多年草(学名:Gnaphalium spicatum)

 南米原産の帰化植物で、関東地方北部から四国、九州に分布。口丹波では道端や公園、民家の庭によく生える雑草。茎は有毛で草丈20~80cmほどになる。茎葉は互生し、葉の裏面には白い毛が密生している。葉の縁は波打っている。常緑で冬季はロゼットで越冬する。春から秋にかけて茎の先に小さな頭花を多数つける。種子は風によって遠くへ運ばれるが、乾燥にも強く、土の上なら殆どの場所で育っているのではないかと思う。


 花期は5月-9月頃。


ウラジロチチコグサ ウラジロチチコグサ
2014年6月  南丹市 2014年5月  南丹市
ウラジロチチコグサ ウラジロチチコグサ
頭花は最初、紅紫色をしている   2014年5月  南丹市 2014年5月  南丹市
ウラジロチチコグサ ウラジロチチコグサ
2014年5月  南丹市 毛が密生した葉の裏は白い   2014年5月  南丹市
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