ウマノミツバ
セリ科ウマノミツバ属の多年草(学名:Sanicula chinensis) 全国の山地の湿った場所に生える。口丹波では渓流沿いの林道脇などで見られるが、明るい場所ではなく半日陰を好むようだ。茎は直立し枝を多く出すものが多い。草丈は1mを超えるものもあるそうだ。葉は3全裂し、鋸歯がある。葉の裏を見ると、葉脈に沿って隆起している。花は枝先に小さな花序を作り、ごく小さな花を多数つける。花の色は白色で、全開せず控えめに咲くが、あまりに小さいので肉眼では判りづらい。花序の中には両性花と雄花が混在し、雄花は1回り小さい。 セリ科であり、ミツバと名につくが食用にはならないそうだ。植物の名前で人間にとって無益なものにはよくイヌ何某とイヌがよく使われるが、本種にはウマが使われている。 花期は7月-9月頃。 |
2013年7月 京丹波町 | 2013年7月 京丹波町 |
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