ウバユリ
ユリ科ウバユリ属の多年草(学名:Cardiocrinum cordatum) 関東地方以西の本州、四国、九州に分布。口丹波地域では山地の林縁や道端に多い。地下に鱗茎があり、地上茎は直立して高さ50~100cm、あるいはそれ以上になる。葉は茎の下部に輪生状にまとまってつき、中部以上の葉は鱗片状で小さい。茎下部の葉には長い葉柄があり、葉身は15~25cmの卵状楕円形で、基部は心形。葉は両面とも無毛。葉は花期になると枯れ落ちていることが多いが、鮮緑のまま残る個体もある。日照等の条件に左右されるのかも知れない。花は茎の上部に1~数個つく。花は横向きにつき、長い筒状。花被片は6個で先端のみ控え目に斜開する。花被片の外側は淡紫褐色を帯びた緑白色で、内側は白色。内側は先端以外はやや黄色を帯び、奥に濃紫褐色の斑点が密につく。果実は蒴果。種子は扁平で、周囲に広い翼がつく。 花期は7月-8月頃。 |
全体画像 背丈は100cm以上あった 2017年8月 南丹市 | 花は横向きに咲く 2017年8月 南丹市 | ||
花の色はは緑白色で先端だけ白色 2017年8月 南丹市 | 花被片はあまり開かない 2017年8月 南丹市 | ||
葉の幅は広くユリの葉とは思えない 2016年4月 京丹波町 | 2014年10月 若い果実 京丹波町 | ||
花期に入る前から枯れ始める葉が多い 2014年7月 (綾部市) | 果実は3裂し 中に種子が詰まっている 2011年3月 右京区京北 | ||
ウバユリ(動画) | |||
2017年8月 南丹市 | |||
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