ツルニンジン

 キキョウ科ツルニンジン属の多年草(学名:Codonopsis lanceolata)

 全国に分布するツル性草本。口丹波では林道沿いの林縁なでどに生えていて、分布域は広いが多くは見かけない。長さは2~3m程度。葉は枝先に3~4枚輪生してつき、葉身は卵形で先端は鈍頭。花は鐘形で、枝先から花柄がのびて、やや下向きに咲く。花の色は淡緑色に紫褐色の斑が入る。花冠の直径は3cmほどあり、大きくて美しいが、周囲の景色にとけ込んで目立たない場合が多い。柱頭は3~5裂する。地下にある根茎がチョウセンニンジンに似ているところからニンジンとつけられたとのこと。


 花期は9月頃。


ツルニンジン ツルニンジン
果実   2014年10月  南丹市 横から見た果実   2014年10月  南丹市
ツルニンジン ツルニンジン
2014年10月  南丹市 果実の中の若い種子   2014年10月  南丹市
ツルニンジン ツルニンジン
2013年8月  南丹市 若いツボミ   2013年8月  南丹市
ツルニンジン ツルニンジン
2013年8月  南丹市 2013年8月  南丹市
ツルニンジン ツルニンジン
2012年9月  京丹波町 花   2010年9月  京丹波町
ツルニンジン(動画)
2017年9月  南丹市
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