ツルニチニチソウ
キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の多年草(学名:Vinca major) 地中海沿岸が原産の常緑ツル性多年草。園芸植物としてよく植栽されるが、口丹波では逸出したものが竹藪周辺や山地の林下でよく見られるようになった。茎は最初は立ち上がり、少しのびると横に這うようになり、匍匐茎は長くのびて急速に地面に広がる。葉は対生して、短い柄があり卵形全縁で艶がある。花は淡青紫色で早春から咲き始める。 山地にある植林地の林床には、ヒカゲノカズラをはじめとする多くのシダ植物や、場所によってはミヤマシキミやカラスシキミ、フッキソウなどの陰地性の小低木が群落を作っていることがある。現在のところこれらの植物に対しての本種の影響は少ないと考えるが、今後本種が急速に自生域をのばすことも考えられるので、将来的には心配な面があるように思える。 花期は4月-7月頃。 |
2013年5月 京丹波町 | 2013年5月 京丹波町 |
2013年5月 京丹波町 | 2013年3月 京丹波町 |
2013年3月 京丹波町 | 2010年3月 南丹市 |
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