トウバナ

 シソ科トウバナ属の多年草(学名:Clinopodium gracile)

 本州、四国、九州に分布し、口丹波では低山の湿った林道脇や道端、水田周辺などで見られるが、草丈がせいぜい20cm程度なので、農家に嫌われるほどの雑草ではない。茎は根元近くで枝を分け、葉は対生する。葉には1cm前後の柄があり、葉身は卵形~広卵形で縁は浅い鋸葉になっている。花は小さく、淡紫色で輪生状に多数つく。果実は4分果。


 花期は5月-8月頃。


トウバナ トウバナ
2013年7月  京丹波町 2013年7月  京丹波町
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ)




inserted by FC2 system