トキワトラノオ

 チャセンシダ科チャセンシダ属の多年草

 常緑のシダ植物。関東地方以西の本州、四国、九州に分布。陽当りの良い石垣や岩上に生え、石灰岩、緑色岩地帯に多いようだ。根茎は短く斜上し、葉は数個叢生する。葉は2~3回羽状複葉で表面には光沢がある。中軸や羽軸の表面は溝となり、溝の中心部は隆起している。ソーラスは長楕円形で裂片の近くにつく。京都府では稀なシダで絶滅危惧種にランクされいる。




トキワトラノオ トキワトラノオ
林道の古い石垣で生育したいた  2015年2月  右京区京北 中軸の溝の中央が膨らんでいる  2015年2月  右京区京北
トキワトラノオ
ソーラス  2015年2月  右京区京北
トキワトラノオ(動画)
2019年10月  右京区京北
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