テリハヤブソテツ

オシダ科ヤブソテツ属の多年草 　常緑のシダ植物。全国に分布し、口丹波地域では主に山地に生えている。葉柄基部の鱗片は暗褐色～黒色をし、羽片は濃緑色～暗緑色で光沢がある。側羽片の基部は円形～切形で耳片は発達しない。側羽片の先端に鋸歯がある。ソーラス（胞子嚢群）は円形で、包膜は灰白色。

渓流沿いに生えるテリハヤブソテツ　　2015年11月　　右京区京北	渓流沿いに生えるテリハヤブソテツ　　2015年11月　　右京区京北
葉身は葉柄よりも長い　　2015年11月　　右京区京北	葉柄基部の鱗片　　2015年11月　　右京区京北
葉柄の鱗片　　2015年11月　　右京区京北	中軸の鱗片　　2015年11月　　右京区京北
側羽片の先端は鋸歯になる　　2015年11月　　右京区京北	ソーラス　　包膜は灰白色　　2015年11月　　右京区京北
※　上の画像は光田重幸先生にテリハヤブソテツと認定していただいています。
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