タカノツメ

 ウコギ科タカノツメ属の落葉小高木~高木(学名:Gamblea innovans)

 北海道、本州、四国、九州の山地、林縁などに生育し、高さは4~15mほどになる。樹皮は灰白色~灰褐色。滑らかで丸い皮目が目立っている。葉は互生。枝先に集まってつき、4~15cmの比較的長い葉柄がある。葉は3出複葉。小葉は卵状楕円形で表面は無毛。裏面脈腋に毛が生えている。雌雄異株。枝先に散形花序を形成し初夏に開花する。花は離弁花。小さく花弁の色は黄緑色。雄花には雄しべ4個と退化して目立たない雌しべの花柱が1個ある。雌花には雄しべが無く、花柱は2裂する。果実は液果で秋に黒く熟す。冬芽は芽鱗に包まれ紫褐色。


 花期は5-6月頃。


タカノツメの黄葉 タカノツメの黄葉
黄葉したタカノツメ  2018年11月 南丹市 タカノツメの紅葉は美しい  2018年11月 南丹市
タカノツメの冬芽 タカノツメの果実
冬芽  2018年11月 南丹市 果実  2018年11月 南丹市
タカノツメの幹 タカノツメの葉
樹皮  2016年5月 南丹市 葉は3出複葉  2016年5月 南丹市
タカノツメの果実 タカノツメの果実
若い果実  2015年7月 南丹市 若い果実  2015年7月 南丹市
タカノツメの花 タカノツメの葉
雄花序  2014年5月 南丹市 葉は輪生状に互生する  2014年5月 南丹市
タカノツメの葉 タカノツメの葉
小葉は卵状楕円形で鋭頭  2014年5月 南丹市 葉の裏面脈腋に毛が生えている  2014年5月 南丹市
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ)





inserted by FC2 system