タチツボスミレ

 スミレ科スミレ属の多年草(学名:Viola grypoceras)

 全国に分布。常緑で口丹波では民家の庭から山地まで広く自生している代表的なスミレ。有茎種で、花後に茎がよくのびて、草丈は30cmほどになる。葉はハート形で柄があり縁は浅い鋸歯。葉は花後に大きくなる。托葉は櫛の歯状の切れ込んでいる。花弁は5枚。花の色は普通淡紫色で中央部分は白色。花柱は棒状で側弁は無毛。距は細長く淡紫色をしている。花柄には毛が無い。花柄や葉に毛が生えたものはケタチツボスミレと呼ばれる。


 花期は3月-5月頃。


タチツボスミレ タチツボスミレ
2014年3月  南丹市 2014年3月  南丹市
タチツボスミレ タチツボスミレ
2014年3月  南丹市 2014年3月  南丹市
タチツボスミレ タチツボスミレ
2014年3月  南丹市 托葉は櫛の歯状に深裂している   2014年3月  南丹市
タチツボスミレ タチツボスミレ
2014年3月  南丹市 2014年3月  南丹市
タチツボスミレ タチツボスミレ
2012年4月  右京区京北 2011年4月  南丹市
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