タチシノブ
イノモトソウ科(またはホウライシダ科)タチシノブ属の多年草 常緑のシダ植物。東北地方南部以南の本州、四国、九州に分布し、口丹波地域では山地の林道脇などに陽当たりに関係なく多く生えている。根茎は地中を長く這う。葉柄は長く、下部は紫褐色をしている。基部につく鱗片は茶褐色の披針形をしている。葉身は3~4回羽状に深裂し、裂片の先端は鋭頭。葉には栄養葉と胞子葉の2形があり、ソーラスは胞子葉の裂片の両縁につく。栄養葉の裂片の幅は胞子葉のそれより広い。胞子葉は普通栄養葉より大きく、直立していることが多い。葉の様子がシノブに似ているのでこの名がつけられた。 |
2015年1月 南丹市 | 葉柄は長い 2015年1月 南丹市 | ||
根茎は長く地中を這っている 2015年1月 南丹市 | 葉柄の基部は紫褐色 2015年1月 南丹市 | ||
タチシノブ(動画) | |||
2022年11月 南丹市 | |||
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