タチネコノメソウ

 ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草(学名:Chrysosplenium tosaense)

 関東以西の本州、四国、九州の山地の湿った場所に生えるネコノメソウ。口丹波でも渓流沿いの日陰地などで見ることができる。花序が離れているので、ややまとまりに欠く感じを受ける。雄しべは8本で葯は黄色い。茎葉は互生で、動物の手のひらのようで可愛い。
 少しの増水で水没してしまいそうな渓流の岸に生えるものもあり、余程水が好きなようだ。また山から水が浸み出しているような場所にも生え、そういった所ではヤマネコノメソウやチャルメルソウ、モミジチャルメルソウなども一緒に見られることが多い。


 花期は3月-4月頃。

 よく似たネコノメソウにツルネコノメソウがある。ツルネコノメソウは花後に走出枝(ランナー)を出す。


タチネコノメソウ タチネコノメソウ
2013年5月  南丹市 2013年5月  南丹市
タチネコノメソウ タチネコノメソウ
2013年5月  南丹市 走出枝は出ていない   2013年5月  南丹市
タチネコノメソウ タチネコノメソウ
2013年4月  南丹市 2013年4月  南丹市
タチネコノメソウ タチネコノメソウ
2013年4月  南丹市 2013年4月  南丹市
タチネコノメソウ タチネコノメソウ
2013年3月  右京区京北 2013年3月  右京区京北
タチネコノメソウ(動画)
2020年3月  (福井県)
 ユーチューブのアカウントをお持ちの方へ
再生中の動画の右下隅に出ている小さな「ネコ」の画像をクリックするとyatagarasuチャンネルのチャンネル登録ができます。チャンネル登録していただけると大変励みになります。
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ)




inserted by FC2 system