シャクジョウソウ

 ツツジ科シャクジョウソウ属の多年草(学名:Monotropa hypopithys)

ほぼ全国に分布。薄暗い林内の落葉の中に生える腐生植物(菌従属栄養植物)。茎は直立して草丈10~20㎝ほど。全体淡黄褐色。葉緑素を持たず、退化した鱗片状の葉が多数互生する。鱗片葉は広卵形で、先端は尖っている。花は茎の上部に数個つき、うつ向きに咲く。先進むにつれて花は上を向くようになり、花後の果実は上を向く。茎や花には毛が密生している。京都府レッドデータ・ブック2015で絶滅危惧種にランクされている。
(花の画像はまだありません)


花期は7-8月頃。



シャクジョウソウ シャクジョウソウ
生え際  2021年9月 (南丹市) 果実は上を向く  2021年9月 (南丹市)
シャクジョウソウ シャクジョウソウの果実
果実は蒴果  2021年9月 (南丹市) 短毛が密生している  2021年9月 (南丹市)
野山の歳時記(動画)
2021年9月 南丹市  (シャクジョウソウは3分55秒あたりから)
 ユーチューブのアカウントをお持ちの方へ
再生中の動画の右下隅に出ている小さな「ネコ」の画像をクリックするとyatagarasuチャンネルのチャンネル登録ができます。チャンネル登録していただけると大変励みになります。
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ)





inserted by FC2 system