スズシロソウ
アブラナ科ヤマハタザオ属の多年草(学名:Arabis flagellosa) 背の低い野草で、葡匐茎を四方にのばして増殖し、群れを作っている。ただ自生地は谷間の斜面で、石がゴロゴロしていて近づくには足場が悪い場合が多い。白色の花も小さいが一斉に咲くので、白い絨毯のようにも見える。この花がダイコンの花に似ているのでスズシロソウという名前がついたとか。まだ野山に花の少ない早春に咲いてくれるありがたい花だ。 日陰から半日陰の湿った場所を好むようで、土が湿っていても日のよく当たるような場所では見かけない。条件さえ満たせば庭植えでも鉢植えでもよく育ち、すぐに葡匐枝から子株も得られる。 花期は3月-5月頃。 |
2012年4月 右京区京北 | 2012年4月 右京区京北 |
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