スズサイコ

キョウチクトウ科カモメヅル属の多年草（学名：Vincetoxicum pycnostelma） 　ほぼ全国に分布。口丹波地域では陽当たりの良い山間部の畦などに生育しているが、数は非常に少ない。茎は細く直立し、高さ４０～１００cmほどになる。茎の節間は長く、質は硬い。葉は対生し、短い葉柄があり斜上する。葉身は線状楕円形で、長さ６～１３cm、幅５～１５mmほど。茎頂や葉腋に花序を出し、直径１～２cmほどの花をまばらにつける。花の色は黄褐色で、花冠は５裂して平開し、副花冠は直立する。。花は夕方に開花し、朝陽が当たると閉じる。果実は袋果で、長さ５～８cmの狭披針形。京都府絶滅危惧種。 　花期は７－８月頃。

花は夕暮れ前から咲き始める　　2017年8月　南丹市	スズサイコの花　　2017年8月　南丹市
路傍の草地に生えるスズサイコ　　2017年6月　南丹市	草刈後の畦に生えるスズサイコ　　2017年6月　南丹市
花序　　2017年6月　南丹市	花は夜間に咲き　日中は閉じている　　2017年6月　南丹市
葉は対生し　節間はやや長い　　2017年6月　南丹市	葉は斜上する　　2017年6月　南丹市
短い葉柄がある　　2017年6月　南丹市	茎の基部に開出した毛が生えていた　　2017年6月　南丹市
スズサイコ（動画）
２０１９年６月　南丹市
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