スイカズラ
スイカズラ科スイカズラ属の常緑藤本(学名:Lonicera japonica) ほぼ全国に分布し、口丹波地域では平地から山地の林道沿いなどで見られるツル性植物。樹木に巻きつきよじ登るというよりは、法面から垂れ下がっているイメージの方が強い。よく分枝し葉は対生する。葉には5mmほどの柄があり葉身は長さ5cm前後の長楕円形。花は枝先の葉腋に2個ずつつける。花冠は唇状で、上部は4裂し、下部は線形でともに反り返っている。花の色は開花直後は白色で、後に黄色に変色する。雄しべ5個、雌しべ1個。雌しべの柱頭は球形で緑色。果実は液果で秋から冬にかけて熟して黒くなる。 花期は5-6月頃。 |
ツボミ 花筒には毛が生えている 2017年5月 南丹市 | 花 柱頭は球形で大きい 2017年5月 南丹市 |
花 花冠の裂片は後方へそり返る 2017年5月 南丹市 | 葉 2017年5月 南丹市 |
常緑だが冬期には多くの葉を落とす 2016年12月 京丹波町 | 熟した果実 2016年12月 京丹波町 |
葉 2016年11月 京丹波町 | 花は白色から黄色へと変わっていく 2012年6月 南丹市 |
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