ソクシンラン

 キンコウカ科ソクシンラン属の多年草(学名:Aletris spicata)

 関東地方以西の本州、四国、九州に分布。山麓の斜面となった草地などに生育する。葉は線形でロゼット状に多数出る。葉は長さ10~30cm、幅5mm以下で3脈ある。花茎は30~50cmほど。線形で鱗片状の茎葉が数個つく。花は穂状に多数つく。花冠は6裂し、花冠の先端は淡紅色を帯び裂開する。花茎や花冠に腺毛が密生する。果実は蒴果。口丹波地域では、同科のノギランは多いが本種はあまり見かけない。


 花期は4-6月頃。


ソクシンラン ソクシンランの花
山麓の斜面で咲くソクシンラン  2018年5月 京丹波町 花冠の先は6裂する  2018年5月 京丹波町
ソクシンラン ソクシンラン
線形の葉  2017年7月 京丹波町 葉の表面  2017年7月 京丹波町
ソクシンラン ソクシンラン
葉の裏面  2017年7月 京丹波町 花後の花序  2017年7月 京丹波町
ソクシンラン ソクシンラン
花序の先端  腺毛が密生している  2017年7月 京丹波町 果実  2017年7月 京丹波町
ソクシンラン(動画)
2018年5月  京丹波町
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