ソバ
タデ科ソバ属の1年草(学名:Fagopyrum esculentum) 中国原産の植物。蕎麦粉の原料となり、口丹波では各地の休耕田で広く栽培されているが、一時期に比べると減少してきたように思える。栽培されていた農地周辺の畦道などでは、逸出したものが一部野生化していることがある。茎は褐色の場合が多く直立し、草丈は50~100cmほどになる。よく枝を分け、節の部分には短い毛が生えている。葉は互生し、ハート形で先は尖がっている。茎や枝の先に花序を形成し、白色あるいは淡紅色の小さな花を多数つける。花弁は無く、花弁に見えるのは5深裂した萼。 播種から収穫までの期間が2~3ヶ月と非常に短く、4月頃に播種したものは7月頃に収穫でき、また8月に播種したものは10月には収穫できる。前者を夏ソバ、後者を秋ソバと呼び、同じソバだが性格は随分違っているそうだ。 花期は6月-10月頃。 |
2013年10月 南丹市 | 2013年10月 南丹市 |
節には毛が生えている 2013年10月 南丹市 | 野生状態のソバ 2012年10月 京丹波町 |
2012年10月 京丹波町 | ソバの花 2012年10月 京丹波町 |
2012年10月 京丹波町 | 2009年9月 京丹波町 |
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