シシウド

 セリ科シシウド属の多年草

 本州、四国、九州の山地に生える一稔性(開花して結実した後枯死する)の草本。口丹波では山地の湿潤な沢や渓流沿いから、道端、草地などで見られ、日当たりの良い肥沃な場所では2mを軽く超えるほど大きく育つ。茎の中ほどよりも上部でよく枝を分け、晩夏から秋にかけて枝先に複散形の大きな花序をつくって、放射状に長く花柄をのばす。小花序には白色の小さな花を多数つける。花全体を見ると、色は白いが夜空に多数の花火が同時に開いたような感じだ。葉は2~3回出羽状複葉で、小葉は長楕円形で先が尖り、縁は鋸歯になっている。葉鞘は茎を包み、膨らんでいる。


 花期は8月-10月頃。


シシウド シシウド
2013年9月  南丹市 2013年9月  南丹市
シシウド シシウド
2013年9月  南丹市 2013年9月  南丹市
シシウド シシウド
2013年9月  南丹市 2013年9月  南丹市
シシウド シシウド
2013年9月  南丹市 2013年4月  南丹市
シシウド シシウド
2012年9月  京丹波町 2012年9月  京丹波町
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ)




inserted by FC2 system