シラネセンキュウ

 セリ科シシウド属の多年草(学名:Angelica polymorpha)

 本州、四国、九州の山地の日陰で水分を多く含んだ場所に生えている。草丈は大きくなると1mを軽く超える。口丹波では同属のシシウドは各地で普通に見られるが、本種の自生地はそれほど多くない。茎は途中で枝分かれし、各枝先に複散形花序をつけ、白いお皿を連想させるような花になる。葉は重鋸歯で繊細な感じがする。
 私が知っている自生地では、シソ科のミカエリソウがそばにあり、共に花期が同じでシラネセンキュウの白い花とミカエリソウの紅紫色の花の競演が見られる。またホソバシラネセンキュウという種があるようだが、それは京都府自然環境目録には記載されていない。

 別名をスズカゼリという。

 花期は9月-11月頃。


シラネセンキュウ シラネセンキュウ
2012年10月  南丹市 2012年9月  南丹市
シラネセンキュウ シラネセンキュウ
2012年9月  南丹市 2012年9月  南丹市
シラネセンキュウ シラネセンキュウ
2012年9月  南丹市 2012年9月  南丹市
シラネセンキュウ シラネセンキュウ
2012年9月  南丹市 2012年9月  南丹市
シラネセンキュウ(動画)
2017年10月  南丹市
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