シンテッポウユリ

 ユリ科ユリ属の多年草(学名:Lilium x formolongo)

 九州南部~南西諸島原産のテッポウユリと台湾原産のタカサゴユリの園芸交雑種。種子による繁殖力が強く、各地で野生化していると考えられている。発芽1年目で花をつけ、年々大きく育つため、草丈は20cm~150cmほどになる。大きな株ほど総状に花を多くつける。花は花弁が6枚でラッパ型をしていて、タカサゴユリとよく似ている。交雑種のため、両親の特徴の出方が様々あるが、概ねシンテッポユリの花弁は表裏共白色で、タカサゴユリに見られるような淡紅紫色の筋は見られない。また葉はタカサゴユリに較べやや太めだということだが、必ずしもそうではないようだ。
(このページの画像は、管理人がシンテッポウユリだと思って掲載していますが、同定するにはDNAを調べなければ断定できない難しい植物です)


 花期は8月-9月頃。(冬でも開花しているものを見ることがある)


シンテッポウユリ シンテッポウユリ
2013年8月  植栽 2013年8月  植栽
シンテッポウユリ シンテッポウユリ
2013年8月  植栽 2013年8月  植栽
シンテッポウユリ シンテッポウユリ
2013年8月  植栽 2013年8月  植栽
週刊山野草Vol.10(シンテッポウユリほか全6種類の動画)
2018年8月  京丹波町ほか
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