シマスズメノヒエ

 イネ科スズメノヒエ属の多年草(学名:Paspalum dilatatum)

 南米原産の帰化植物。日当たりの良い湿った場所を好み、口丹波では農業用水路脇などでよく見られる。草丈は50~100cm以上にもなるようだが、定期的に草刈が行われる田畑のそばだと100cm以下のものが殆どだろう。それでも畦道などでは他の植物よりも背が高くなり、スマートな茎はよく目立っている。花茎、葉、葉鞘は無毛で、葉鞘の口の部分には毛が生えている。花茎には花序の枝が数個つき、小穂は卵形をしている。また小穂の縁には絹毛状の長い白い毛が生えている。雌しべの柱頭や雄しべの葯は暗紫色をしている。


 花期は6月-10月頃。


シマスズメノヒエ シマスズメノヒエ
2013年7月  南丹市 2013年7月  南丹市
シマスズメノヒエ シマスズメノヒエ
茎や葉は無毛   2013年7月  南丹市 2013年7月  南丹市
シマスズメノヒエ シマスズメノヒエ
花軸の基部には長い毛が生えている  2013年7月  南丹市 2013年7月  南丹市
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