シケチシダ
イワデンダ科シケチシダ属の多年草 夏緑性のシダ植物。本州、四国、九州に分布。口丹波地域では山地の湿った沢沿いの林道縁など、日陰~半日陰の場所によく生えている。茎は横に這い、葉柄基部の鱗片は淡褐色の披針形でまばらに生える。葉は2回羽状複葉で羽片に柄は無く、中軸には溝がある。中軸と羽片が交わる表側に突起があり、羽軸表面には刺状の突起が見られる。ソーラス(胞子嚢群)は長楕円形~線形で、包膜は無い。 |
シケチシダ 2016年5月 (京都市左京区) | 最下羽片 2016年5月 (京都市左京区) |
ソーラスは長楕円形~線形 2016年5月 (京都市左京区) | フィドルヘッド 2016年5月 (京都市左京区) |
シケチシダ 2015年12月 亀岡市 | 羽片表面に刺状突起がある 2015年12月 亀岡市 |
ソーラス 包膜は無い 2015年12月 亀岡市 | 葉柄基部の鱗片はまばらにつく 2015年12月 亀岡市 |
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